FBLフットサルチーム

こんばんわ。ＮＯ．２１のとくちです。

僕の仕事についての話をしたいと思います。すでに知っているとは思いますが、僕は一般的に言う宮大工という仕事をしています。世間ではあまりなじみが少ないのでその内容をざっくり紹介したいと思います。

住宅を手掛ける大工さんは一人前になるのに5年、宮大工の場合は10年かかるといわれ、神社やお寺は住宅と違って軒反りなどの曲線が多く出てくるために、頭をフル回転させて三次元でイメージしたものを形にしていかなければなりません。また、何百年と倒壊しない建物とするために伝統的な技術を用いて建築や修理をし、『格好がいい』建物になるようにする仕事です。

1年目はひたすら刃物を研ぎます。掃除や雑用がメインで先輩の仕事を見て夜は専門書をひたすら読んで知識を増やします。休みの日は社寺仏閣巡りです。ここで、6～7割くらいは脱落します。
2～5年目は技能の向上と経験を増やし、知識も増やし続けます。大工道具もどんどん買い込み貯金はほぼできません。
6年目以降は専門知識をさらに増やすために勉強会や研修に参加したり、現場も任され始め責任が重くなっていきます。
このあたりで生活面から転職をする人もいます。

結局、仕事は経験を積むほど体が覚えていくので、仕事時間外に知識を蓄えるということが重要になってきます。そういう意味では休みがないので、まず仕事が好きにならないと続かないというのが現実です。

僕にとってサッカーやフットサルはそんな日々の気分転換でもあり、夢中になれることでもあり、自分の知らない世界をしるいろんな人と関わることが出来る場でもあると考えています。まあ終始かたくるしい話をしましたが、こんな感じで生活している今日この頃です。

でわ次の方よろしくです。